白樺プロジェクトに参加して5年目。シラカバ材を使って、オリジナル自社製品の開発やアイリッシュハープなどの楽器製作などを行ってきました。2023年は建築家とのコラボレーションで、大丸札幌店6階グリーンパティオの改修など身近な材料を使って北海道らしい空間づくりも注力してきました。それらは家具メーカーとして、これまで未利用だったシラカバ材を高付加化値で「使い続ける」活動です。
プロジェクトのもう一つの柱である、シラカバを人の手で「育てる」活動として、上川町での森林ツアー、若葉採集・樹皮採集・樹皮クラフトなどの各ワークショップ、サイエンスカフェなどを行ってきました。人の手で育てることが難しい広葉樹の持続可能な利用と、森林保全の両立の息の長い活動を続けていきます。
なお、7月6日(土)、7日(日)には、「天然更新を学ぶ森林ツアーとシラカバ樹皮採集ワークショップ」と題し、北海道大学雨龍研究林(幌加内町)で、森林が本来持っている力を活かした天然更新による森づくりを学ぶ森林ツアーとシラカバを択伐伐倒し樹皮採集を行うワークショップを行います(予定)。詳細は、白樺プロジェクトのホームページを参照ください。